今年の年越しそばに使ったのは「凄麺 鴨だしそばの逸品」です。

 

自分的には2020年バージョンの「鴨だしそば」が直近だったので、

「鴨だしそばの逸品」ブランドになって初めての実食です。

商品の中身は去年のバージョンと変わらないみたい。（パッケージのリニューアルのみ？）

 

カップ内部はノンフライそば麺に小袋3袋の構成、

先入れの乾燥具材、後入れの液体スープと調味油の構成です。

 

乾燥具材は鶏肉団子、ねぎ、かまぼこです。

 

「年越しそば」ということで、今回はいろいろ豪華にトッピングします。

大海老天ぷら、油かす、味付刻み揚げ、おぼろ昆布、切りたての九条ネギ、

そして最後にふりかける七味唐辛子です。

 

油かすはあの「かすうどん」の具材。

大阪の南河内地方で、昔から食されてきた郷土料理で、

牛の腸を油でじっくりと時間をかけて揚げ、余分な油分が抜けて

肉の旨味が凝縮された、美味でしかも栄養価も高い食材です。

 

その油かすと刻み揚げはつゆに使うお湯に予め入れて、

その旨みをしっかりと出して、つゆのお湯としてカップに注ぎます。

 

その旨み出たお湯を麺に注いで、液体スープを入れよく混ぜてから、

トッピングを盛り付けて、最後に調味油を垂らします。

 

追加トッピングも盛り付けて、どんぶり内はもうラッシュ状態ｗｗ

しかし豪華な「年越しそば」が出来上がりました‼(^O^)／

 

麺は「手緒里庵」時代から定評のあるノンフライそば麺。

麺はおそらく「富士そば紅生姜天そば」の麺と同じでしょう。

カップ麺のそば麺でおそらく最高のクオリティの麺だと思うその麺は、

風味よく、食感のよい安定の美味しい麺です。

 

適度な醤油感とかつおだしメインの出汁で仕上げられたつゆ。

かつおだしメインに昆布だしの旨みも垣間見えます。

しかし・・・、追加トッピングの油かすや刻み揚げ、おぼろ昆布からも

それぞれいい出汁が出て、本来のこの商品の鴨だしの風味が埋没 (^_^;)

「全部のせ」でつゆの旨みが飽和状態で混沌としています、美味しいつゆですが。

 

トッピングはなんと言ってもメインは大海老天ぷらでしょう。

さらにプリプリ食感の油かす、刻み揚げにおぼろ昆布、そして鶏肉団子、

刻みたての香り高い九条ネギもとてもいい香り！

当初は卵黄も投入予定でしたがつゆ冷めるので自重しました。

 

スーパーの惣菜コーナーで2尾450円の大海老天ぷら、そのうちの1尾使用。

この海老天だけでカップ麺の買値とほぼ同じ (^_^;)

自分的には油かすはうどん、そばの最強の具材と思ってます。

とにかくつゆが美味しくなるし、それ自身もぷりぷりの食感で最高。

 

たしかにこの調味油、純粋な鴨オイルではないのですが、

そういう香りとほんのりの炭火焼の香りでなかなかそれっぽい！

このオイル投入でつゆが格段に風味高くなりますね！

 

とても美味しい「年越しそば」でした。

ブログ記事の都合で食べたのは12/30でしたが、

納得の一杯でした、ごちそうさまでした！