きの
2024/06/15 14:21
和歌山中華そば
スープをひと口啜った時には「ちょっと薄めかな?」と思ったのですが、麺を食べてからもう一度啜ると、口の中に残っていたひと口目の豚骨醤油スープの豚骨の旨みが、ぐんっと強く感じられるようになりました。その瞬間、「これは最後まで美味しく啜れるスープだ!」と確信しました。
はじめはゆで玉子を足そうとも思ったのですが、とりあえずは、そのまま食べてみました。個人的には澄んだ豚骨スープのスッキリこってりをまじりっ気なく味わえたので、この判断は正解だったなあと思います。
中細麺はスープを程よく絡められるところがとてもよかった。チャーシュー、メンマ、ナルトも麺を食べる途中で摘むと、噛み応えに変化が出て楽しかった。
全部食べ終わってから、改めてフタを眺めました。背景に入っている醤油の樽を見て「ああ、この醤油だからこのスープの味が出せた」のだと思いました。醤油自体の味というより、大豆の旨みをぎゅっと濃縮したもろみ味が豚骨にいい感じで混ざったような味と言った方が適切かもしれません。
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